登録制のバイトで人気が高い軽作業ですが、未経験の方でも比較的働きやすい仕事です。倉庫や工場といった空間で働くことが多いため、初めて働く方はどんな服装や髪型が適しているのか、知らない方も多いのではないでしょうか?軽作業の仕事はヘルメットが必要か?という疑問も含め、これから軽作業で働く方はぜひ参考にしてみてください。
■軽作業にはどんな服装で行けばいい?
軽作業で働く際の服装は、以下のポイントを踏まえて選ぶことが重要です。仕事のやりやすさやルールに直結するため、軽作業で働く方は以下のことを必ず守りましょう。
◇いずれの軽作業であっても基本的に動きやすい服装で向かうことが好ましい
軽作業と一口に言っても、就業先で行う業務内容はさまざまです。たとえば、物流倉庫では荷物の仕分け、倉庫では値札貼りや梱包、工場では検品やライン作業など、業務内容が幅広くあります。どの業務内容でも体を動かすことが多いため、動きやすい服装で仕事に行くのが基本です。
ボトムは動きやすいパンツとスニーカー、トップスもTシャツやスウェット、セーターなど、シンプルな服装が軽作業に最適でしょう。また、仕事中に服が汚れることもあるので、おしゃれ着ではなく普段着から選ぶことが基本です。
◇現場によってルールは変わるので必ず確認
服装は基本的に自由の軽作業ですが、業務で扱う製品によっては、服装に対する一定のルールがある現場もあります。
たとえば、化粧品の検品作業や食品製造では、異物混入防止のため、すべてのアクセサリー類の持ち込みが禁止されるケースが一般的です。普段から身に付けているアクセサリーがある方は、外し忘れのないように注意しましょう。
◇衛生面に気をつける職場ではエプロンやマスク、帽子などの着用が義務づけられる
食品を扱う軽作業では衛生面を考慮する必要があるため、エプロンやマスク、帽子の着用が義務づけられる場合があります。それらは基本的に支給されることが多く、就業先の指示通りに身に付けることが基本です。
■軽作業にヘルメットの着用は基本?
軽作業で働く場合、ヘルメットの着用は必要?という疑問を持つ方もいるでしょう。軽作業におけるヘルメットの着用は、職場の状況や業務内容によって対応が分かれます。
◇倉庫内の軽作業ではヘルメットを着用する現場はほとんどない
さまざまな商品を扱う軽作業ですが、ヘルメットの着用の必要性はほとんどありません。軽作業バイトの業務で一般的な、倉庫内での検品やピッキング、梱包などの作業はヘルメットなしで行うのが基本です。
ただし、同じ倉庫系でも、フォークリフトの作業者はヘルメットの着用が義務づけられています。厚生労働省の「運搬機械の安全対策」において、フォークリフトもその対象になっているためです。
また、工場や建築といった業種の軽作業では、ヘルメットを着用する現場も多くあります。
◇落下物が発生する恐れのある工場などではヘルメットを着用する場合がある
落下物が発生する恐れがある工場では、ヘルメットの着用が必要な場合もあります。工場内で想定できる危険性は、次のようなケースが考えられます。
- 機械につまづいて転倒する
- 工場内にある看板や掲示板の落下
- 機械から飛んでくる資材
- 高く積んでいた段ボールの崩壊
- フォークリフトとの衝突や転倒
このような危険性がある現場では、安全性を高めるためにヘルメットの着用を促すもの理解できるでしょう。
◇ヘルメットが支給されている現場では、ヘルメットを着用して作業する
さまざまな危険性を考慮して安全性を優先する現場では、ヘルメットを全員に支給する場合もあります。この場合はヘルメットを着用して作業するのがルールになっているため、その指示に従って業務に当たることが基本です。
■軽作業では髪型や髪色は自由?
軽作業の服装はシンプルな普段着であれば基本的に自由ですが、髪型や髪色に関するルールなどはあるのでしょうか?
◇一般的には接客業に比べて髪型や髪色のルールがゆるい場合が多い
販売や飲食店などの接客業はお客様と対面するため、髪型や髪色にルールを設けているのが一般的です。
一方、倉庫や工場で行う軽作業は接客する機会がなく、髪に関するルールがゆるいことが多くあります。そのため、軽作業の仕事をするために髪型を変えたり、色を染め直したりする必要ないでしょう。髪型や髪色にこだわりがある方にとって、軽作業は最適な職場環境といえます。
◇職場によって許可されている髪型や髪色の種類は変わるので必ず確認
髪型や髪色は服装と同様に自由ですが、職場によっては制限があるケースも考えられます。たとえば、長い髪を結ばないと業務に支障が出る可能性がある場合は、1つに結んだりまとめたりすることが求められます。現場によって髪型の自由度は異なるので、どの範囲なら可能かを確認しておきましょう。
◇基本的に清潔感のある髪型や髪色が好まれる傾向にある
「服装・髪型は自由=何でもOK」というわけではなく、清潔感のある服装や髪型のほうが好まれる傾向にあります。
清潔感のない服装や髪型では、だらしない印象や不快感を与えかねません。また、個性的で奇抜な服装の場合、仕事をするうえで協調性がないと見られてしまうこともあります。気持ちよく仕事をするために、TPOに合った服装と髪型を選ぶことを心がけましょう。
■まとめ
軽作業の特徴は、動きやすくて清潔感のある服装であれば、ある程度は自由な身なりで働けることでしょう。動きやすい服装で体を動かして働きたい方にぴったりの仕事です。
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