「ピッキングのアルバイトってどれくらい体力勝負なの?」
「きつい以外に難しい部分は?」
そんな疑問をお持ちの方へ。
倉庫内のピッキング作業は「きつい」「難しい」と言われるシーンも多いですが、実は感じ方は人それぞれ。
今回は、ピッキング作業が大変だと言われる理由や、難易度を下げるためのコツをご紹介します。倉庫バイトを検討している方は、ぜひ最後まで目を通していってください。
■ピッキングバイトのきつい部分
ピッキングバイトがきついと言われるのは、実際の作業に次のような要素があるためです。
◇重い荷物を集める場合はコツが必要
電化製品や飲料などの重い品物は、棚からの上げ下げに苦労する場合があります。重たい荷物を持つときは腰に負担をかけない品物の持ち方など、さまざまな工夫がありますが、そのコツを覚えるまではきついと感じるかもしれません。
ただし、商品を取る際は体力が必要ですが、重い荷物を多く取り扱う倉庫では台車やピッキングカート(ショッピングカートのような移動できるカゴ)を使用するため安心してください。
◇立ち仕事で、倉庫内を歩き続ける必要がある
倉庫の規模が大きいほど1日に歩く距離も増えます。基本は立ち仕事となり歩く時間も長いため、立ち仕事に負担を感じやすい人は大変さも増して感じられるかもしれません。
◇立ったりしゃがんだりする回数が多いのが大変
必要な品物は必ずしも目線の高さにあるとは限りません。身長よりも高い棚に対して、立ったりしゃがんだりして必要な品物をピッキングする必要があります。
◇品名が覚えづらい場合がある
集める品物は指示書の品名と正確に照らし合わせる必要があります。なかにはアルファベットと数字を組み合わせた品名の商品などもあるため、照合作業が苦手な人は大変だと感じることをもあるでしょう。
◇品物を間違えてはいけないプレッシャー
目視確認の場合、間違えてピッキングすると誤配送の原因になってしまいます。多くの倉庫ではこうしたトラブルを防止するため、JANコードを利用したピッキングシステムを導入しています。ハンディターミナルを使ったピッキングでは、異なる商品を登録するとエラー音が鳴るため安心です。
◇繁忙時は忙しくなる可能性も
物流倉庫によっては商品の移動が激しい繁忙期があります。繁忙時は品物が増えるだけでなく仮設の保管場所が設置されたり、品物が移動したりする場合があります。また、スタッフの増加により倉庫内を動きにくくなることも考えられます。
◇単純作業なので人によっては飽きが来る
ピッキング作業は指示書の品物を集めて配分する業務が基本。考慮するポイントやコツなどは多くありますが、作業自体は単純作業と言えるため、人によっては飽きを感じてしまう場合もあるでしょう。
■仕事内容自体は難しくない!慣れるまでが勝負
◇単純作業なので特別なスキルは不要!
指示された品物を集めるピッキング作業では、特別なスキルも資格も必要ありません。慣れるまではさまざまなコツを吸収・実践する必要がありますが、慣れれば誰でも一人前のピッカーとして活躍できます。
◇指示を守って作業を進めれば大きなミスは起こりにくい
ピッキング作業では倉庫内のルール、スタッフ間のルール・マナーなど、決められた指示・ルールを守ることで大きなミスを防げるよう対策されています。過度に心配する必要はありません!
◇不明点は現場のリーダーや社員にどんどん質問しよう
「商品が見当たらない」「指示書の内容がわからない」など、不明点があれば現場のリーダーや社員にすぐに確認を取りましょう。わからないまま作業を続けてしまうと、ミスやトラブルの原因となってしまいます。
ピッキング作業を効率化してミスを防ぐには、こちらの記事も参考にしてみましょう!
倉庫内のピッキング作業のコツ:効率化とミスをなくす方法とは?
■きつい部分もあるピッキング作業だけど、魅力もたくさん
最後に、ピッキング作業ならではの魅力をご紹介します。長く続けているベテランピッカーもいるように、実はピッキングにはたくさんの魅力があります。
◇接客業のような対人関係の仕事が苦手な人でも大丈夫
ピッキングは1人で黙々と作業する、いわば「自分との戦い」とも言える仕事です。接客業のように無理な要望やクレームに四苦八苦してしまうこともないので、対人関係の仕事が苦手な方にとって働きやすい環境だと言えるでしょう。
◇作業効率アップを目標にゲーム感覚で楽しく取り組める
自己ベストや自己新記録をチェックすれば、ゲーム感覚で取り組める仕事です。ピッキングにかかった時間や1日に達成した仕事量から目標を決めておくと、作業効率アップとモチベーションアップを図れますよ!
◇夜勤帯のシフトならガッツリ稼げる
夜勤に慣れている方、夜型で時間を有効活用したい方などは、夜勤帯のシフトを選ぶことでガッツリ稼げます!同じシフトで働くスタッフも「ガッツリ稼ぎたい」という思いを持っている場合がほとんどなので、気が合うかもしれませんよ!
■まとめ
ピッキングの仕事では最低限の体力や集中力が必要となるため、確かにつらいと感じてしまうシーンもあります。しかし、冒頭でも触れたように実際の感じ方には個人差があり、向き・不向きもあるのが事実です。
ピッキング作業には楽しい部分や魅力も多く存在するため、「自分に合っているかも」と感じたなら、ぜひお気軽にご応募ください!
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